出張期間:2024年1月15日(月)~1月20日(土)【4泊6日】
前橋からパリまで約片道約17時間

出張目的:サロンドートンヌ展に参加

出張1日目:移動
(前橋→羽田空港→シャルル・ド・ゴール国際空港→パリ)

2日目~4日目
Saibi Exposition
Linda Farrell Galerie に展示会に訪問
(日本彩美会主催の展示会)

サロン・ドートンヌ展の展示会が1月18日(木)~1月21日(日)なので、前日(1/17)に行われた入選アーティストが集まる祭典に参加しました。

応募数約7万点
入選者数1200点
展示会前日(1月17日)の式典の様子です
ゲストでデヴィ夫人来場

ERIKA HIRAKOの作品がQRコードで情報を読み込めるようになっていました。

目的②街づくりや建物を観る

ヨーロッパの街づくりや建物をよく見てきました。

パリは、凱旋門を中心にいろいろな場所にいきやすいように道路が形成させていて、長年の歴史の中で将来を見据えた都市計画があったことを感じました。
凱旋門の上から街を見下ろすと、道を挟んで左右対称に建物が並んでいて、建物の高さもキレイに揃っているので、景観条例や用途地域が厳しく規制されているのだと思います。
そういった街のルールを長い間 厳しく規制する事で、街の付加価値が上がるのだと感じました。

他にも、歴史ある文化を学ぶため、「モナ・リザ」を展示している「ルーブル美術館」や「ゴッホ」の絵画を展示している「オルセー美術館」なども見学してきました。

街の建物について

建物のデザインは統一されていて、さほど建物ごとの個性は感じませんでした。
主にベランダや窓には「アイアン」を設置している建物が多くありました。
石の彫刻とアイアンを組み合わせた建物が特徴的でした。
道路のほとんどは、インターロッキングで施工されています。
夜まで人がたくさん歩いているので、人口が多いことも感じました。
日本のように派手な看板はなく、至ってシンプルで、各お店や会社の看板は会社名のみの記載でした。
そのため、ガラス張りのテナントが多く、室内を見ないと何屋なのかわからないほど看板がシンプルでした。
景観条例だと思います。

思っていたよりも、道路にゴミがポイ捨てされている事はなく、道路の至る所にゴミ箱が設置されていて毎日収集されているようで、キレイでした。

建物写真

建物を観て気がついた事

今回、フランスの建物を見て1番感じた事は「キレイ」だという事でした。
古いのですが、コケやカビが全く生えていなくて雨だれもほとんどない状況でした。

日本は建物が古くなったら壊して建て直す文化ですが、ヨーロッパは改修工事を行いながら長年建物を継続して利用していく文化なので、建物のメンテナンスに関しての意識が高いのだろうと感じました。
湿度が低いのでコケやカビが生えずらいのはあると思いますが、まったくないのはおかしいので、定期的に高圧洗浄等の清掃を行っているのだと思います。
又、雨だれがほとんどない原因を少し探そうと思い壁の石をよく見て回りました。
近くで見ると石が少し光って見えるようにも感じたので、透明防水の技術が日本よりも進んでいるのかもしれません。

建物の外壁はほとんど石でした。地震が少ない地域らしいので壁にクラックがはいりずらい地域性なのかもしれないです。
あの石の彫刻の感じは、モルタル造形でも表現できそうです。
又、中途半端な彫刻の家は結構安そうに見えました。造形を施す場合、大胆に施工しないと良さが出せない事も感じました。

フランス出張の感想

ヨーロッパの文化や建物を直接見る事ができたので、とても良い経験ができました。
又、今回は世界的にも有名な展示会(サロン・ドートンヌ展)との事で、たくさんのアーティストが集まる式典に参加する体験ができた事も価値ある経験になりました。
又、今後アートリンクジャパンでデザイン関係の仕事をする際の信用につながる実績を積む事が出来た事は意味のある出張になったと思います。

一般社団法人Art Link Japan
代表理事 徳江梓

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