遠くのおうち

君がいるその向こうへ

光と影の真ん中に住む私たち、つかめない毎日をただ歩み続け、たどり着いたのは番地のない丸い空間。

生きる瞬間を実感できずただ待ち続けるあなたはどこを見ているだろうか。

不思議な世界を当然と思い、無数の感情に身を任せ今日もまた一日が過ぎた。

手が届く目の前であなたは今日も無色で誰かを待ち続ける…

いつか君がいるその向こうへ必ず届けに行くと、約束という希望を心臓に刻もう。